本格寿司を堪能できる浅草のお店
「浅草貴及」は創業35年、本格的な江戸前寿司を召し上がっていただくことのできる寿司屋です。
日本食の代名詞ともなっているお寿司ですが、今につながる握り寿司のスタイルが登場したのは、江戸時代のことだといわれています。
それまでは、押し寿司のように、フタをして重しを乗せてつくる寿司が中心だった中で、握った酢飯に、ネタを乗せた握り寿司の形が登場しました。
握りずしが食べられる屋台はすぐに人気がでて、あっという間に江戸中に広がったそうです。
当時の屋台は、立ち食い形式で、並べてある握りずしを、2つ、3つと選んで食べてさっと帰るスタイルでした。
江戸時代版ののファーストフードともいえるもので、せっかちな江戸っ子には受けが良かったようですね。
また、豪商や高官を相手にして店舗を構える高級店の寿司屋も現れ、庶民から高官まで広く広がっていきました。
ちなみに、当初の握り寿司は、一口で食べきれないほどの大きさがあり、時代の経過とともに、今の握りずしのように、一口で食べれるちょうど良い大きさに変わって来たようです。
冷蔵技術が無い時代に発明された握り寿司は、魚介類に仕事を施すことで、素材の旨味を最大限に引き出しながらも、保存に適した状態に仕上げる工夫が開発されました。
そういった寿司職人の知恵が結集したものが「江戸前寿司」として現代にも引き継がれています。
当店では、伝統の技術を継承しながら、お客様にとって最も美味しく味わっていただける形で、一貫一貫を握らせていただいています。
浅草の周辺で、本格寿司を楽しみたい時は「浅草貴及」をぜひご利用ください。